この度、EverBrewにてベルギーのストライセ醸造所が焙煎した「Black Albert Coffee Beans」の入荷が実現!元々この豆は、当醸造所が造るブラックアルバート(ベルジャンスタウト)用に使用されていたのだが、今回特別に自社輸入にてこのコーヒー豆を自社輸入した。
ブラックアルバートは2008年に宇宙一のビールとして選出されたこともある、ビールファンの憧れの一品。醸造家によると、当初外部委託していたコーヒー豆の焙煎のブレに悩まされていたが、今回焙煎所を購入し全てをコントロールすることを可能にしたそうだ。ビールの芸術家であるコトー氏の造るコーヒーをぜひお楽しみ頂きたい。
豆は、ブラジルサントス50%、コロンビアスプレモ50%をブレンド。厳選された豆をフェアトレード農家から購入している。甘味のあるバランスの取れたフルボディのコーヒーで、微かな酸味も感じられる。全体的にはマイルドなキャラクターがあるものの、微かなココアとフルーツの香りも感じられ、モカの風味も強く出ている。味わい、香りともにとてもバランスの取れたコーヒーで、ベリーのエレガントな香りや、オリエンタルなスパイス、ダークチョコレートも感じられる。
どこで飲めるの?
今回、この豆を使ったコーヒーをデリリウムカフェ4店、ウルビアマン、ベルオーブ豊洲にて12月25日より提供を開始!
なくなるまでの限定提供なので、ぜひお急ぎを!
Petit Delirium Tap Cafe(新宿)のページはこちら
ストライセ醸造所(De Struise Brouwers)とは?
ベルギーの西フランダース地方に位置する小さな醸造所。2つのビールレイティングサイトより世界一、宇宙一のビールに選出された。ストライセとはダチョウを意味し、実際に醸造所一家がダチョウの農場を所有している事から名づけられた。
近くには、同様に世界一と称されたベルギーを代表する醸造所ウエストフレテレン・セント・シクステュスもあり、互いを高め合っている。
ブラックアルバート(Black Albert)とは?
ストライセ醸造所がアメリカの友人のために醸造したビールであり、2008年宇宙一のビールに選出された。ベルギー国王アルベール2世にちなんでつけられた名前であり、分類としてはロシアンインペリアルスタウトに近いのだが、ベルギーに皇帝はいないためベルジャンロイヤルスタウトとしている。ラベルはタトゥーアーティストによるもので、土偶のようにも犬のようにも見えて面白い。13%の高アルコールに加え、このようなビールにはめったに使われないドライホッピング(発酵過程にもホップを投入)を行っているのが特徴である。醸造過程で、ブラジルサントスとコロンビアスプレモの豆を使用しており、今回このブレンドをコーヒー豆としてリリースした。
鍵谷 記